アラサーサラリーマンの投資日記

米国個別株とインデックスファンドのポートフォリオを公開

Alphabet(Google)のハードウエア事業について将来性を考察

最近、ずっと使っていた中華スマホからグーグルのGoogle Pixel6に乗り換えました。

近いうちに円安と物価高の影響で値上げが来ると思ったので、まだ使えましたが思い切って購入してみました。

今回はそんなグーグルの現在や私が実際にPixel6を使ってみて感じたハードウエア事業の将来性について、勝手に考察していきます。

 

グーグルQ1決算について

直近の決算を振り返っていきます。

Alphabet Q1決算資料より引用

2022年Q1の決算

  1. 売上高コンセンサス予想68.06Bに対し結果68.01B(前年同期比+23%)
  2. EPSコンセンサス予想25.74に対し結果24.62(前年同期比−6%)

グーグルには珍しく両方とも決算をミスしてしまいました。

Alphabet Q1決算資料より引用 セグメント別売上
  • セグメント別で見ていくと広告事業(YouTubeや検索エンジン)が前年比での成長が鈍化していることがわかります。特にYouTubeでの成長率が14%と低成長なのが気になります。同じような広告がビジネスモデルの他のSNS企業(メタやスナップ)でも成長率が鈍化しており、広告元が物価高を懸念し投資を控えている結果が出たのではないでしょうか。そのため、今後は広告以外からの収益をどれだけ増やせるかが今後の成長の鍵になりそうです。
  • クラウド事業では前年同期比43%と依然として高い成長率を維持しているため今後はこちらが成長の柱になっていくのではないと思います。ですが、現状広告事業の10分の1の売上程度しかないことや、アマゾンのAWSやマイクロソフトのAzure等の強力なライバルの存在もあるため安定した成長のためには更なるの収益の柱も必要不可欠だと感じます。
  • Google other(PixelやChromebook等のハードウエアとアプリストア収益を含む)は前年同期比4%と物足りない成長率になっていますが、これは今年の1月よりアプリストアでのサブスク手数料を引き下げたことが響いていると思われます。一方で数字こそ発表されてないもののPixel6の売上が好調であるとピチャイCEOよりコメントがありました。更に先日行われたGoogle I/OではPixel watchやPixel buds Proなどのデバイスが発表され更なるハードウエアの拡充が予定されています。

 

グーグルのハードウエアの将来性について

Pixel6以前のスマホは全てクアルコムが開発したSoCを搭載しており、一世代前のPixel5はミドルレンジのSoCを搭載しているにも関わらず、発売当初定価74,800円と当時のハイエンド並みの価格設定に驚いた記憶があります(カメラ性能は良かったみたいですが)。

そんな中でPixel6シリーズはSoC(Google Tensor)を自社で開発し、ハイエンドの性能でありながら独自のAI機能を搭載しており他社との差別化を明確にしてきたスマホです。

Pixel6を使用してみて感じたことはカメラの性能が高く端末の性能もクアルコムのSoCを搭載するハイエンドスマホと比較しても遜色なく使用でき、それでいて値段は一番安いモデルで74,800円のため非常にコスパの高いスマホだと感じました(※最近のサムスンのGalaxyやソニーのXperiaはハイエンドだと20万円近くする機種もあります)。

自社でSoCを開発と言えばアップルのM1チップがありますが、Google Tensorを応用すればアップルのようにPCやタブレットでの流用も今後可能だと思います。実際アップルと同じようなハードウエア(時計、イヤホン、タブレット)をリリースする予定を明らかにしているため、グーグルのブランド力やAndroid OS開発企業としての優位性を発揮できれば十分アップルキラーになるんじゃないかなと思います。

 

最後に投資ブログなのでグーグルとアップルについてグロースとバリュエーションについて見ていきます(2022年6月22日時点)。

  • GOOGL  株価$2230  予想PER20倍  直近の四半期決算売上成長率23%
  • AAPL   株価$135.86  予想PER22倍  直近の四半期決算売上成長率9%

これだけで全てを判断できませんが、少なくともアップルは割高かなと感じました。

逆にグーグルは暴落と決算ミスで割安になってきているので長期的に見れば買っていきたい銘柄だと思います。