アラサーサラリーマンの投資日記

米国個別株とインデックスファンドのポートフォリオを公開

米国株デビューランキングの銘柄を紹介【10位〜8位】(ジョンソン・エンド・ジョンソン、プロクター・アンド・ギャンブル、エクソンモービル3社の分析)

楽天証券のデビュー銘柄ランキングという面白い記事があったので紹介がてらランキング順に銘柄を紹介していきます(2022年6月のランキングらしいです)。

www.rakuten-sec.co.jp

 第10位ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)

会社説明

米国の大手ヘルスケア企業

医療向けの医薬品や医療機関の製造、一般消費者向けの目薬、胃腸薬など製造や絆創膏でお馴染みのバンドエイドといった日用品の製造まで幅広く事業を展開しています。

2021年末には一般消費者向けの部門をスピンオフ(会社分割)し、新会社を設立する方針を発表しています。

過去5年の株価推移(2022年7月15日時点)

長期で見ても着実に下値を切り上げており、2022年の厳しい相場でも年初来でプラスのパフォーマンスを出しています。

銘柄基本情報

  • 予想PER17.4倍(セクター平均19倍)
  • 営業利益率26.5%
  • 純利益率20.9%
  • 配当利回り2.55%
  • 配当性向56.3%

景気後退時に強いディフェンシブ銘柄

利益率が高く配当が出せる銘柄ですが、会社分割もあるため、今後配当や利益がどうなっていくか注視する必要があります。

決算と考察

ジョンソン・エンド・ジョンソン FY22Q2決算資料より

7月19日に発表され売上とEPSはコンセンサス予想(売上$23.77B、EPS2.57)は超えましたが、ビート幅が小さく純利益に関しては下がっています。

ジョンソン・エンドジョンソン FY22Q2決算資料より セクター別売上、成長率

セクター別ではConsumer Health(一般消費者向け医薬品等)やMedTech(医療機器)の売上成長が芳しくないことがわかります。一方でPharmaceutial(医療向けの医薬品)は成長しています。
そのため、会社分割をすれば成長のある医療向け分野に特化することができるため今よりも企業価値の向上に期待できます。

ただ、会社分割という重要イベントを控えているため、初心者が長期で持つとなると分割が完了してからの方が懸命だと思います。

 

第9位プロクター・アンド・ギャンブル(PG)

会社説明

米国の大手一般消費財メーカー、P&Gのブランドで洗剤やシャンプーなどの日用品や化粧品の製造を行っている。

過去5年の株価推移(2022年7月15日時点)

ジョンソン・エンド・ジョンソン同様、長期で下値を切り上げいる。

年初来でも+3.3%で順調に推移している。

銘柄基本情報

  • 予想PER24.8倍(セクター平均17.6倍)
  • 営業利益率22.7%
  • 純利益率18.3%
  • 配当利回り2.52%
  • 配当性向59.6%

こちらも景気後退時に強いディフェンシブ銘柄

利益率が高く配当もあるため業種を考えても長期的に保有できるメリットがあります。

しかし、現時点ではバリュエーションが高いため、下げたら買う方が良いと思います。

決算と考察

プロクター・アンド・ギャンブル FY22Q3決算資料より

売上もEPSも前年同期比で10%以下の成長が続いています。

成熟した産業で日用品を主力事業にしているため成長は期待できない反面、不況やインフレ時でも顧客にコストを転嫁できるため、今のようなインフレ局面でも高バリュエーションを維持することができるのではないかと思います。

以上のことから初心者が長期で持つには良い銘柄だと思います。

第8位エクソンモービル(XOM)

会社説明

米国の最大手エネルギー会社、エネルギー(石油・天然ガス)資源の開発から生産、販売までを一括して行っています。

過去5年の株価推移(2022年7月15日時点)

上記2社と全く違う値動き

2021年以降、エネルギー(石油や天然ガス)価格の上昇の恩恵を受けて急騰しています。年初来は+52.7%だが、最近はエネルギー価格が一旦落ち着いているため、連動して下落しています。良くも悪くもエネルギー価格に左右される銘柄です。

銘柄基本情報

  • 予想PER7.1倍(セクター平均6.9倍)
  • 営業利益率10.9%
  • 純利益率8.3%
  • 配当利回り4.06%
  • 配当性向58%

インフレ、好景気に強い銘柄

配当利回りに比べて利益率が低い、高配当で人気がありますが、石油・天然ガスが下落すると業績に直撃するため減配のリスクもあります。

セクター全体のバリュエーションは安いですが、脱炭素の長期的な流れを考えると買い時が難しい銘柄です。

決算と考察

エクソンモービル FY22Q1決算資料より

売上、EPSのどれをとっても前年同期と比べて高い上昇を示しています。

米国のインフレを考慮するとQ2決算は強い数字が出ると思います。

ただ、6月からガソリン先物価格が下がってきているため、Q3以降の決算は厳しいものになるかもしれません。今後のエネルギー価格が鍵になると思います。

景気に左右される側面が強いため、初心者にはトレードが難しい銘柄だと思います。